論文指導
広く、経済活動と環境保護の接点に関するテーマであれば論文指導が可能です。
例えば、「貿易と〇〇」(貿易と環境、貿易と健康、貿易と労働など)問題, トランスナショナル・ガバナンス(プライベート・スタンダードや認証システム),持続可能性(SDGs)などです。
現在、研究室には、デジタル化と環境問題、持続可能な農業と食糧ガバナンス、SDGs and National Implementation について研究している院生が在籍しています。
最近、私が指導した修士論文のテーマは下記のようなものです。
ー中国大気汚染問題における地域協働メカニズム:政策実施ギャップの視点からの考察
ー自治体を原告とする気候変動訴訟:アメリカの裁判からの示唆
下記は、私が大阪大学で教員をしていたときに「貿易と〇〇」問題をテーマに論文指導をした例です。
- 「自由貿易」と「労働」の新たな関係:産品の製造工程・生産方法に基づく貿易措置からの考察
- EUの通商政策における開発途上国問題へのアプローチ:一般特恵関税制度の機能
- 有限天然資源の保存と自由貿易の調和への模索:中国のレアアース等の輸出制限をめぐるWTO紛争を中心に
- Trade, Markets, and Environmental Regulations: How Japan Can Be a Normative Partner of the EU?
- EUの地理的表示の拡大戦略と遺伝資源:生物多様性条約とTRIPS協定をめぐる国際交渉
- Harmonization of Food Standards in International Trade: Is Worldwide Standardization Everyone's benefit?
- 知的財産権制度の国際的調和への模索:模倣品・海賊版問題と多様化した秩序をめぐって
- EUの開発援助政策とWTO体制:EU-ACPパートナーシップ協定の変容を中心に
- 人の移動に関する国際通商と国内法制の交錯:日本・フィリピンEPA を題材に
- Can Labor Protection be Achieved in the International Economic Law?:Lessons from the EC-Tariff Preferences Case
- The Role of Issue Linkage and Domestic Interest Groups in Bilateral Negotiations: The Case Study of the Japan-Thailand EPA"